75軒→31軒
記事一覧へ公開日: 2019/01/08
「パチスロひとり旅Classic」のつづきです。
2000年(平成12年)の1月上旬、北海道からフェリーに乗って東北地方の福島県いわき市へと移動しました。
いわき市に住んでいる数名のスロッターから、「いわき市のスロ状況がいいですよ」という内容のメールをもらったからです。
ちなみに、その数名のスロッターの皆さんは事前に示し合わせてボク宛てにメールを送ったのではなく、たまたま偶然、ほぼ同時にメールを発射しただけだったことがのちに判明しています。
それだけ、本当にいわき市の状況が良かったということです。
現在(2019年1月)、福島県いわき市のホール数は「31軒」(名波アマ調べ)。
しかし当時(2000年1月)のいわき市には、じつに「75軒」ものホールがありました。現在の2倍以上の軒数です。
全国的にホール軒数は減少傾向にありますが、いわき市ほど劇的に減った街も珍しいと思います。
当時、その75軒に実際に足を運び、設置機種や客付き、交換率、設定示唆の有無などを大調査したんです。
最大の特徴は、交換率がホールによってバラバラだったということ。等価交換から8枚交換まで、見事にバラバラでした。これは個人的には好印象です。
交換率がバラバラであれば、「朝イチは8枚交換店で高設定台を探し、夜は等価交換店の優秀台で短時間勝負!」みたいな作戦を取ることも可能です。
【2000年当時・いわき市75軒の交換率の内訳】
等価…29軒
5.5枚…7軒
6枚…7軒
7枚…11軒
8枚…9軒
交換率不明…10軒
等価コーナーと7枚コーナー混在…1軒
スロ未設置…1軒
ものすご~くバランスがいいと思いません?
あらゆる時間帯でムダなく打つことができました。
【2000年当時・ホールごとの設定示唆、特異日】
6枚交換O店…毎月11日がスロットデー
8枚交換S店…設定6確認OK
8枚交換D店…交換率を聞いたら店員さんが「ウチは8枚だから高設定です(キリッ)」と言っていた
5.5枚交換P店…ホワイトボードに出玉予想あり
等価H店…ホワイトボードに店長の出玉予想と主任の出玉予想あり
6枚交換Y店…毎週火・木・土曜の18:00に高設定台発表
7枚交換K店…毎週木曜の朝イチは「777」で設定56示唆
その他、朝イチ「777」で高設定示唆のホールが5軒
必ずしも信頼度は100%じゃなかったものの、いろいろと考えながら立ち回ることができたし、なにより、それが楽しかった!
【2000年当時・台上データ機の設置状況】
総回転数とBIG・REG回数がわかるデータ機を設置…6軒
BIG回数のみ表示のデータ機を設置…8軒
75軒中、たったの6軒しか、まともな台上データ機を設置していなかったんですよ。でも当時はそれが当たり前だったし、好調な台の番号を手帳にメモしておくなど他人と差をつける労力が報われたのです。
【2000年当時・データロボの設置状況】
データロボ設置店…4軒
ダイコク電機のデータロボを置いているホールが4軒ありました。わざわざデータロボが置いてある場所まで足を運ぶプレイヤーは少なかったので、あると助かります。
調査をもとに自分で手描きした、当時のいわき市のホール地図×3枚
この街で勝てないようなら、ほかのどの街に行っても勝てないだろう。そう思えるぐらい、立ち回りやすい雰囲気に満ちあふれていました。
パラダイス度はAAAA。
ボク宛てにメールを出したくなる気持ちもわかるというものです。
ちょっと前置きが長くなりました。
次回から、いわき市での実戦スタートです。
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