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おっぱいにはやる気と夢が詰まっている! 巨砲もメロメロJカップと文才が武器の「橘アンジュ」

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公開日: 2019/02/08

『やる気とオッパイがやってくる! ヤァ!ヤァ!ヤァ!』というわけで今回のゲストは橘アンジュなのだが……はじめましての前に、知り合いに弁護士がいるなら訴訟のスタンバイをさせておいて! 大丈夫、こっちはそれなりのお金を払う覚悟はできてっから。

 

じゃあ、いくよ! せ~の……

 

 

  胸でけぇ! すんげぇ胸でけぇ~! はじめまして。思ったことを言わないと死んじゃう病です。

「いいんです、いいんです。言われ馴れてますから(笑)

 

 

 

 

 

 巨砲選手はインタビューでも極力(笑)を使わない派のライターなのだが、ここはあぶない刑事のエンディング級の円満な雰囲気を出すためにあえて使ってみたぞ。

誰だ、ビジネススマイルなんて言ってんのは? アンジュはそんな人じゃないよね、ね、ね?

 

  

「大丈夫です(笑)。初対面で話題にならないことはないんで」

 

 

 ほらね。そしてお言葉に甘えて、さらに踏み込んでオッパイ情報を聞き出そうとしたのだが……

肩こり情報からお風呂につかるとどうなるの? と聞き出そうとした瞬間、担当Aが首をかき切る仕草をしたため、あえなく断念。

 

 

 

 

とりあえず肩こりはまったくないそうなのでファンのみんなは安心してもらいたい。というワケで肩のこらないインタビュースタート!

 

 

 冒頭で『やる気とオッパイ』と書いたのには理由がある。実は巨砲選手がオッパイへのリビドーを叫ぶ前にアンジュはこう切り出していたのだ。

 

 

「昨日、徹夜で書き上げてきたコラムを『こういうの書きたいです!』って、さっき(DMMの)上の人に渡してきたんですよ」

 

 

 過去にお話を伺ったヤングDMMの中にも『ああ、この人はやる気があるなぁ』と感心させられた人は何人がいたけど、ここまで具体的なアクションを見せつけたのはアンジュが初めて。

しかも、それが企画の類いだったらともかく原稿ですよ、原稿。巨砲選手はタダでは150文字までしか書きたくない人間なので本気で感心。だってダメ~って言われたら苦労が水の泡でしょ。

 

 

 もちろん本気で書きたいのなら、最初はそのくらいのやる気を見せないといけないんだけどさぁ。編集部に遊びにいってるうちに何となくライターになったオデは、とにかく苦労が嫌いなのだ!

 

 

 さて、そんなやる気ガールがどうやってぱちタウンエンジェルスになったかというと……。

 

 

 

 

「もともとはバンドをやるために、時間が自由になるんでコンビニのバイトをやってたんですよ。ただ、初めた頃は内にこもるというか、何者にもなれない自分に葛藤して表に出たくないタイプだったんですね」

 

  でも、バンド(ボーカル)やってたんでしょ。人前には出たくないタイプなのに? 

「そこが厨二病のクソめんどくさいところなんですけど、承認欲求はあまりないんですよ。自己満足じゃないけど、他人の評価よりも自分自身にOKが出せればそれでいいタイプなんですね」

 

 

 

 

  これはめんどくさいライターや、気にいらない皿をすぐ割ってしまう陶芸家に多いタイプ。巨砲選手もどちらかというとそっちサイドの人間。オデ・イズ・ジャスティス

評価は第三者がする、この仕事だとクライアントさんやユーザーさんの評価が一番大事だとはわかっていても、自分としてはどうなんだろうと心の中で問いかけるところはありますね。今は大分、緩和されましたけど」

 

  大人になったね。そんでコンビニのバイトはどうだったの?

「それがすごくいい環境だったんですよ。バイト仲間もお客さんもいい人ばかりで。そこで接客も好きになって社交性を身につけたんです。で、そうこうしてるうちに、そのコンビニがチェーンの中でも売上No.1になっちゃったんですよ。バイトを始めた頃に比べるとめちゃくちゃ忙しくなって、それまでのような接客がデキなくなるんです。ただのレジ打ちマシンと化したんですね」

 

 

 正にリアル版コンビニ人間。小説では最後にキーッってなっちゃうけど実際のアンジュはというと……。

 

 

「バンドをやるためにやってたのに、時間の融通も利かなくなって。ずーっと値段を『いくらです』『いくらです』ってやってるうちに喉も痛くなってきて、これは本末転倒だなって思い、店長に辞めさせていただきますと。それで次は何をしようかなと考えてる時に求人サイトでたまたま見かけたのがDMMさんで。あとで聞いたら、ちょうどぱちタウンエンジェルスに改名しようって時期で、フレッシュな人材を入れようって募集だったみたいです」

 

 

  じゃあ、感覚的にはバイトだよね。

「はい。私もバイトの面接みたいな感覚で行ったんです。ぱちタウンも元々はバイト要員みたいなのを求めていたそうなんですけど(ぱちタウンの)部長さんに直々に面接していただいて『実は専属でこういう仕事もあるんだけど、やってみないかい?』って感じでトントン拍子で話が進んで。私もこんなにメディア露出があったり、先陣切って『ぱちタウンエンジェルスで~す!』みたいなことをやるとは思ってなかったんで(笑)」

 

 

  まあ、本質的には『で~す!』ってやるタイプではないよね(笑)。

 

 

最近ではコンパニオンだけでなく雑誌のグラビアにも挑戦した模様

 

 

 さて、いつもならこのへんで『どのくらいの銭をもらっているの、グヘヘ』と聞くところだけど、エンジェルスはアンジュのようにぱちタウン専属の人もいれば、芸能事務所に所属している人もいたり、さらにコンパニオン業も仕事の内容でおギャラが細々と違ってくるのでそこはマジでトップシークレットとのこと。

ムキーッ! あの子あんなに稼いでるの!? ってなる子もいそうだもんな。ああ、偏見だぞ。

 

 

  それはさておき自分で原稿を持ち込むってことはエンジェルス以外の仕事もやりたいってこと?

 「私はエンジェルスの業務だけでなく、マルチに活動していきたいんですよ」

 

  ツイッターを見たらイラストもめちゃくちゃ上手だもんね(聞けば高校は美術系とのこと)。

 「具体的にどうしたいの? って言われた時に挙げるのが女版・大槻ケンヂみたいな感じで活動したいっていう」

 

 

 

 

 と、ここからオーケンへの熱き思いを語るアンジュ……厨二病全開である! オデも30年以上前に『ドリカムはドリーファンク・ジュニア、カモンカモン!の略だ』って、ラジオで言ってた頃は好きだったけどさぁ。

 

 

  とにかくエンジェルスのさらに先を目指してるわけね。

「ここ(エンジェルス)を良い意味で踏み台にして出ていってねとは会社の方にもよく言ってもらうんですけど」

 

 

 出たっ! 油断するとすぐDMMはイメージを上げようとするんだよ。

 

 

  ちなみにアンジュみたいな考えの人は他のエンジェルスにはいるの? 全体としてはコンパニオンでいいやって思ってる人が多い気がするんだけど。

「それが結構、割れるんですよ。コンパニオンで終わりたいって思ってる子の方が小数派ですね」

 

  えっ、そうなの!?

「自分も女性なのであまり言いたくはないんですけど、やっぱり賞味期限があるお仕事じゃないですか。だから、今後どうしていきたいかってことは考えてる子は多いですね。中にはこのままDMMの社員になりたいって子や、具体的に営業をやりたいって子もいます。一番多いのはライターさんというかタレント志望ですけど」

 

 

 いつまでも華やかではいられない…女性には男性とは違った難しさがある

 

 

 なるほど、女子とは本質的に未来を担保したい生き物なのでしょう。ちなみにコンパニオンからタレントへの転換は割と簡単にデキるそうだが、食えるかどうかは別問題である。

 

 

 

  みんなちゃんと将来を考えてるんだぁ。

「どうして大学に行くの? って質問に対して『(考える)時間をもらう』って答えがあるじゃないですか」

 

  モラトリアムね。

「それと同じで、私はぱちタウンエンジェルスをやることは、色んなご縁をいただいたり、可能性を試せる期間だと考えてるんです。こうやってお話しさせてることを含めて」

 

 

 

 

 う~ん、ちゃんとしてる。食えなくなったらその時考えよ、でチンタラやってきた自分がちょっと恥ずかしい。まあ、ちょっとだけだけどな。

 

 

  多分、アンジュは売れると思うよ。

「本当ですか? みんなに言ってますよね

 

  みんなに言ってるけど、今回は特に心の底から言ってますよ

「ありがとうございます(笑)

 

 

 

 ここでインタビューは終了したのだが「せっかくの機会なのでプロの目で見てほしい」と冒頭で会社の人に渡したという原稿を取り出してきた。

 

 

 流れで「どれどれ」と手を出したのだが、心の中では不安がいっぱい。だって巨砲選手はヘタくそにはヘタくそってオブラートに包まずバカ正直に言っちゃうタイプだもの。

ツイッターを見る限り、文章は書けるタイプだと思うが、短い文章は書けても量が増えるとさっぱりってヒューマンは実は多いんだよ。

 

 

 

 

 アンジュを傷つけたくないと祈るような気持ちで読み始めると……3行読んでわかった。この子は文章書ける! この業界で女子ライターと名乗るすべての原稿を読んだわけじゃないけど、マスを埋める力に関しては個人的にはぶっちぎりでトップだと思う。とにかく書きたい気持ちが原稿からあふれているのだ。

もっとも商業原稿としてはツカミが弱かったり、全体的に冗長だったりと欠点もあるのだが、ちょっとコツを掴めば余裕でライターとしてやっていける

 

 

 

 

 最終的に大槻ケンヂ子になれるかどうかはわかんないけど、アンジュの原稿がぱちタウンを飾る日はそう遠くない。ハイ、これホント!

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