野獣の月収大公開!! 異国の地で給料未払いに借金1千万と波乱の人生を送ってきた「ヤドゥ」
記事一覧へ公開日: 2018/09/27
ツイッターで名前の後ろに『@DMMぱちタウン』とついた人にフォローされることが時折ある。男性はドえらく出世したときに何かお仕事をもらえるかもしれないし、女性は「実は行きずりのF〇CKが大好きなんです」とDMが来る可能性もあるため、気がついた時はもれなくフォローしている(見落としてる人がいたらゴメン)。
結果、DMMの若手たちのお仕事ぶりをなんとなく知ることになるのだが……ツイッターは時代を露骨に映すね。活躍しているのは圧倒的に女性なのである。そんな不遇をかこつ男性陣の中で、そこそこ気を吐いてるのが今回、インタビューするヤドゥ選手。基本的には九州を飛び回っているのだが、最近はTOKIOでも仕事をしている、おそらく人気急上昇中の見た目はどう見ても30代の若手にお仕事事情を聞いてみた。
えーと、20代だったらゴメンなさい。30代ですよね。
「今年で38になります」
松坂世代か、思ったよりも年食ってた。でも、パチンコ業界のキャリアはそんなに長くないよね。どっから出てきた人なの。鹿児島では有名な地方タレントとか?
「地方タレントはよく言われますけど違います。僕はやまキンさんが好きで一緒にやりたくてやまキンさんがやっていた会社に入ったんです。そこで雑誌の編集作業を手伝ったり、アテンドをしたり、取材にいったりしてたら1年か1年半くらいしたらDMMの傘下に入って。その時に所属タレントとして契約しました」
なるほど、やまキンの会社にいたのか。それでも4、5年前でしょ。それまでは何やってたの。
「飲食店のグループ企業で上海のお店にいました。それが32歳の時で。ちゃんと契約書を交わして行ったんですけど3カ月くらい給料がずっと払われなくて、これじゃあやっていけん! て日本に帰ってきたんですよ。で、自分でお店を出そうと思って不動産屋を回って……ただ、いざ契約ってなった時に何か自分の中で乗り気にならなくて。その時にたまたま録画していたやまキンさんの番組を見てたらタレント、ライター募集って出てたんです。実は1回視聴者の時に出させてもらってたんですよ。それがめっちゃ楽しかったのを思い出して、これだ!って」
上海直前の見た目は完全にアウトレイジの鉄砲玉
店やるのとパチンコタレントって全然、違うじゃん。ちょっと考えたら気づくでしょと思ったが、本人曰く「昔から考えるよりも行動するタイプ」らしい。
で、そのせいかどうかはわからないけど、上海の給料未払い以外にもこれまでの人生で破竹の勢いでトラブルに巻き込まれている。
上海時代は今とあまり変わない見た目
「色んな会社で働いたんですけど、僕が入ったとこって結局、全部潰れてるんですよね。何かブラック(企業)ぽいとこも多かったし。アハハ」
何を高笑いしてるのでしょうか。その後、中古車屋時代に社長に騙され1千万の借金を押しつけられたとか、自己破産はすでに身内が営む不動産屋が潰れた時にしていたとか、現場作業とその後、就職した先輩の会社の営業で借金を返済するが結局、カミさんが先輩と浮気して離婚したとか、もう少し注意深く生きていればうまくやれたんじゃねーのと思わざる得ないエピソードを立て続けに披露。そしてこんな仕打ちをうけながらも恨み事めいたことは一切言わない。「どこも仕事は嫌いじゃなかったんですよ」って……そりゃ騙されちゃうよ。DMMに入れて良かったね。この会社はなかなか潰れないもの。
「やまキンさんの会社も仕事は楽しかったけど給料は安かったですし(笑)。それは冗談なんですけど、DMM(傘下)になったことは自分にとってもラッキーでしたね。出役は楽しかったけど、それだけでやれるとは思ってなかったんで」
確かに小さな会社だと色んなことをやらなきゃいけない。
「あと、仕事の数も増えたし、幅も広がりました。メーカーさんのお仕事、東京の仕事も時々ですが入るようになったんで」
いずれは九州から出たいって野心はあるの?
「それは今、考えてます。(他の若手のように)20歳からやってるわけじゃないですし、短期間で結果を出さないとって思ってるんで。せっかくDMMになったんなら挑戦したいなとは思ってます」
参入が遅いのに売れる人の典型的なパターン。自分に与えられた時間が長くないことをちゃんと理解して、次のステップを絶えず考える。モロチンじゃなかったもちろん、どんな仕事もたまきん全力投球。自分の動画はきちんとチェックして、脳内反省会をしているという。
「今日の俺、最悪とか反省ばかりです。でも、映像って正解がひとつじゃないじゃないですか。売れた人は全員正解だと思うんで。だから自分が正解になっちゃえばいいと思ってます」
この割り切りの良さ。売れててもつまんないヤツいっぱいいるじゃんと思う巨砲選手はだからいつまで経ってもパッとしないんでしょう。でも、ここで具体名を上げないだけ大人になったよ。うん。なお、東京への所属変更はガスの元栓をヒネるよりも簡単にできるみたい。
とはいえ、東京はライバルの数も多い上に、来店ビジネスの数自体は激減してるからね。オデの周りのライターを見てもヒーヒー言ってるのは結構いるよ。それに今、お仕事がいっぱいあるのも、来店の多い九州在住って地の利もあるんじゃないの。
「そこなんですよね。これが20くらいなら、カバンひとつですぐ東京に出てたと思うんですけど……」
未来のことはわかんない。でも、九州にいればしばらくは今日明日のゴハンの心配はしなくて済むもんね。
「鹿児島にいても(東京に)呼んでくれる人は呼んでくれるから、もっと呼んでくれるようになればいいって考えもあるんですよ」
「でも、営業さんと話すると東京の仕事をこれ以上増やすには交通費と滞在費がネックだって。それを聞くとやっぱり東京に行くべきかなって。知名度を上げるためには東京の方が露出のチャンスは多いんで」
幸せのとんぼを探しに東京にいくべきかどうか悩む、ヤドゥ渕剛37歳。そこには2つ名である野獣の面影はない。その気になれば熟考もできるみたい。
例えば同じ質問を年齢的にもまだ若いDMMの本物の若手に聞けば、行くにしろ、行かないにしろ、もっとハッキリとした答えが返ってくると思う。パッションの赴くままに行動できるのが若さの素晴らしさだが正直、この歳になると失敗できないもんなぁ。オデももしDMM九州に移籍することになったら相当、細部まで話を詰めると思うもの。ちなみにヤドゥ、実際の20の頃には歌舞伎町でホストをしていたそうである。勢いあったね。
20歳当時の写真
「最近はビジネス野獣じゃないかってよく言われるんですよ(笑)」
でも、とヤドゥは言葉を続ける。
「あと2年現状維持が続いて40になったら僕は、ここまでなんだなってやめようと思ってるんですよ。自分の中では40をメドに決めてるんで」
強烈な上昇志向。悩んではいてもヤドゥはそう遠くない将来、東京へ勝負をしに行くと思う。ヤドゥの未来に幸多きことを祈るばかりだけど、ひとつだけ覚えておいて。現状維持だってタイヘンなんだから。巨砲選手はぶっちゃけ現状維持しか考えてないもの。まあ、その結果、昨年、今年と1割ずつお仕事減ってるけどな。悲しい現実。
じゃあ、巨砲選手の堅実な未来のためにマネーの話を聞くよ。このインタビューはこれが本題だからね。ぶっちゃけ月100万くらい稼いでるの?
「100なんて全然ですよ。振り込みが100越えたのって交通費と宿泊費込みで1、2回ですよ」
えっ、あんなに働いててそんなもんなの。来店1本10万くらいもらえてんじゃないの。
「10なんてとてもとても。ぶっちゃけその半分以下です」
DMMはいくら抜いてるのよ
担当編集A君「それはもう案件によります」
あいつ、今すげー怖い顔した。企業人の顔になったよ。
「結局、タレントとしての格なんですよ。来店のギャラはこの後インタビューするかまた雑煮と同じですよ」
東京にきたらギャラ高くなるとか?
「いや、一緒ですよ」
だったら九州でいいじゃん。ライバル少ないし。巨砲だったら絶対そうする。
「でも、東京で仕事をした方が知名度は絶対に上がりますから。そして自分にもう少し価値があるんじゃないかと思えたら交渉したいと思ってます。まだ僕はDMMに対して臆することなくギャラ交渉をできる立場にないんで」
所属タレントといっても社員ってわけじゃないんでしょ。ある程度、自由は認められてるの? 例えば自分で仕事を取ってきていいとか。
「他所からヤドゥさん出てよって話がないわけじゃないですよ。でも、話はDMMに絶対に通すんで」
当然、DMMは利益を抜くよね。
担当編集A君「そうなりますね」
う~ん、専属タレントになるというのはそういうことなのでしょう。
これをご覧になってる方の中には巨砲選手がパチンコ必勝ガイドなりパチスロ必勝ガイドに所属していると思ってる方もいるかもしれませんが立場は完全にフリー。例えば編集部が「この仕事のギャラを何割かよこせ」なんてことをヌカしたら間違いなく、会社中のパソコンを斧で真っ二つにするものね。
それと交通費とギャラをまとめて振り込まれるのは確定申告の時にめんどうなんだよなぁ。もしかするとDMMには額面が多い方が、やる気の出る人が多いって狙いもあるのかもしれないけど、オデが入ったら諸経費は別清算にしてもらいたい。
欲にまみれたQ&Aはまだ続く。
実質の収入は5、60ってとこか。今のところそれには不満はない?
「実質のギャラはそのくらいですかね。そこに不満はないんですけど、仕事としての立ち回りを考えてくださいって言われるのがちょっと……残り1時間くらいになったらジャグラーを打ってくださいって」
実戦費自腹なの?
「案件にもよりますけど、僕はできる限り自腹です」
俺のお金だから好きに打たせてよってことだよね。巨砲選手も可能な限り自腹派だからその気持ちは痛いほどよくわかる。打つのは仕事だけど、結果に関してはギャンブルなんだよね。
ちなみにガイドワークス各誌ではパチガイは自腹を好む人が多くてというか、自腹じゃないと楽しくねーだろ! 勝てばいいじゃんってオデを筆頭にベテラン勢が声高に叫ぶ傾向が強くて、スロガイは今だと経費(勝っても負けても編集部持ち)で打つ人が多いのかな。で、オリ術、スロ術は圧倒的に経費派が多いし、台選びに口を挟めるから編集部自体も経費で打ってもらいたがる。まあ、あくまで傾向だけどな。
「仕事してるのに金が減るなんておかしいっていう人もいるんですけど、自分は無理ですね」
同感。ヤドゥと仲良くできそうな気がしてきたけど東京に出たときは気をつけて。スロライターはそういう考えの人、多いから。しかも全然、経費で打ってるように見えない人がそうだったりするからね。
最後にどこに盛り込めばいいかわからなかったとっておきのヤドゥ情報をみなさんにお伝えしよう。
ヤドゥの由来は学生時代のニックネーム。サッカー選手のエドゥから来てるんだって。
読んだ側から忘れてよし。それじゃ!
ヤドゥ編 ー完ー
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