PA元祖大工の源さん
三洋
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2020/01/03
皆様、明けましておめでとうございます。いつクビを切られるやもわからぬ立場ではございますが、今年も1000文字のなかに1行だけパチスロのことを盛り込むという自分ルールを守りつつ駄文を書いてまいりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
さて、2020年である。世間的にはオリンピックイヤー。パチスロ的には絆やハーデスが撤去されて、より6号機色の強くなる1年となるのだろうが、とにもかくにも年始というのは立派な決意をかかげて、なにもしていないのにやった気になってしまうものだ。
リセットなんてされるはずもないのに、まっさらな収支帳に2020と書き込んだ瞬間にこれまでの負けが消えてなくなったような錯覚を覚えるし、今年こそは定期的にジムに通おうと年始の休みに最寄りのジムを入念に調べ上げ、体験レッスンの予約を入れたりもするわけだ。
まあ、だいたいの場合、収支は去年と同じ、負けて勝って負けて負けてのペースにいずれ落ち着くし、体験レッスンでやり切った気になって、いつでもできるさと本登録を先へ先へと見送ることになるのだろうけど、それでいいのである。人間だもの。
僕だってそうだ。2020年こそは暴飲を控えようと、助走も兼ねて12月30日、31日をノンアルコールで過ごしたことに満足して、1月1日の昼から泥酔。決意はたった半日で打ち砕かれてしまったし、収支なんて15年も前につけるのをヤメてしまった。元日に決意する『今年こそは』ほどアテにならないものはないわけで、日々の積み重ねこそが人生を変える唯一の手方法ですよと、Twitterで目にする意識高い系の投稿が胸に突き刺さる。
なんでだろう。回らないとわかっているのに、打てば打つほど負ける勝負だとわかっているのに、あと千円。あと千円と投資をしてしまうのはなんでだろう。もうすぐ四十。甘いものは控えようと思っているのに、たっぷり生クリームの入ったエンゼルクリームを選んでしまうのはなんでだろう。
※90分の1をたった1回当てたかっただけ。
ただそれだけのために回らない源さんに2万もつっこんでしまうのは、なんでだろう
びっちりとこびりついた習慣というのは、頑固な油汚れと一緒でそう簡単には拭えない。
だったら僕はどうするべきか。人間は変わらないと開き直って、これまでどおりに生きていくのか。それともなにかひとつ、これだけはというものを自分で決めて、それを守り通すことを変化の突破口とするのか。ちょっとすぐには答えが出そうもないので、今年1年かけてゆっくり考えていきたいと思います。どうぞ皆様、2020年もお変わりのない、良き1年を。
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