パチンコ・パチスロブログ

名波誠

紙おしぼり

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公開日: 2018/12/09

 

パチンコ玉・パチスロメダル計数機の近くに置かれがちな「紙おしぼり」について個人的な見解を述べておかねばなりますまい。

この際だから、やや強めにハッキリと。

 

 

パチンコ玉・パチスロメダル計数機の脇に「ご自由にお使いください」の紙おしぼりが置かれるようになってから10年チョイでしょうか。

すっかり当たり前の存在になり、置いていないホールを探すほうが難しいぐらいです。

 

さらに、ここ数年で当たり前になりつつあるのが、玉やメダルをジャラジャラ~と流す直前のタイミングで店員さんが紙おしぼりの袋をビリッと破り、客に向けてグイッと押し出してくる行為です。

ゴミ箱を客の足元に再配置する行為や、計数が終わったと同時に紙おしぼりを回収しようとする行為も、だいたいセットになっています。

 

そんなことまでしてくれるのか!

なんと親切な店員さんなんだ!

なんと店員教育の行き届いた優良店なんだ!

 

 

 

…って感激する人、います?

 

感激しないまでも、とても便利だな、今や欠かせないサービスだな、みたいに思ってる人、います?

少なくともボクの周辺で聞いた範囲に限って言えば、そんなふうに思ってる人はゼロでした。

 

真鍮(銅+亜鉛)かステンレスかによっても違ってきますが、玉・メダルの材質によっては手についた汚れが紙おしぼりでは全く落ちない場合もありますし。

そんな、ほとんど役に立たない紙おしぼりを押し付けられても……。

 

 

 

いや、全否定は、しません。

百害あって一利なしだなんて思ってません。一利ぐらいはあるでしょう。

 

ただ、もしもですよ、

店側としても「ここまでする必要あるんだろうか」と、ほんのわずかでも疑問に思っているのであれば、ただちにヤメてヨシ。ボクは、そう考えます。

 

近隣のライバル店もやり始めたし、いまやパチンコ店においては当たり前の行為になってしまっているから、今さらヤメるわけにいかない。今さらヤメると「サービスが低下した」と受け取られてしまいかねない。

そんな不安があるのも理解できます。

 

ただし、ど~~しても、このサービスを続けたい!ヤメることができない!というのであれば、ホールさんにお願いしたいことがいくつかあります。

 

その1

品質の良くない紙おしぼりを手渡さないでほしい。

拭くとボロボロになって細かい繊維が手にまとわりつくタイプのやつです。おそらくコスト的な理由から採用してるんでしょうけれども。

昔の「ようかいケムリ」か!とツッコミを入れたくなるぐらい、不快な気持ちにさせられます。

※ようかいケムリ=親指と人差し指をくっ付けたり離したりするとケムリのようにフワフワ~っと糸が出てくる子供アイテム

 

この際だからハッキリ言いますよ。

品質の良くない紙おしぼりをボクに手渡さないでください。

 

 

その2

こちらが手にモノを持っているときは紙おしぼりを手渡さないでほしい。

ICカードやペットボトル、そのほか何らかの私物を手に持っているときに紙おしぼりを手渡されても、片手だけじゃ紙おしぼりを上手く扱うことができません。

袋を破るのも両手が必要だし、手を拭くのも両手が必要だし。

持ってるモノをいったん置こうとしても、お店によっては平らなスペースが全く見当たらないことがあるんです。その場合は怒りすら沸き起こりますよ。

 

この際だから、やや強めにハッキリ言いますよ。

ボクが手にモノを持ってるときに紙おしぼりを押し付けないでください。

 

 

その3

まだ使ってるのに、返せと言わんばかりの勢いで回収しようとしないでほしい。

サービスのつもりなのは理解しています。

わざわざお客様がゴミ箱にスローインしなくても、代わりに私が捨てさせていただきますという意図なのでしょう。

でも、まだ手を拭いてる途中なのに、「もう私、次の持ち場に行かなくちゃならないから、早くその紙おしぼりよこせ」と言わんばかりの勢いで手を差し出してくる店員さんがいらっしゃいます。

この際だから、やや強めにハッキリ言いますよ。

 

紙おしぼりはボクのタイミングでゴミ箱に捨てますから、ほっといてください。

 

 

 

しかし、現場の人間(=店員さん)から店長やオーナーに対して、「お客さんのニーズに合ってないから紙おしぼりを押し付けるのはヤメましょう」とは提案しにくいものです。

うしろ向きな発言だと捉えられかねないからです。

↑ここの部分、わりと大事かもしれない

 

 

 

この大きな決断(英断と言ってもいい?)ができるのはオーナーさんか、重役クラスの人でしょうね。

あるいは一部のアドリブ店長さんか。

 

どうして紙おしぼりを手渡してくれないんだ!

と不快に思うお客さんは、たぶんいません。安心して”サービス”を終了してください。

 

サービス終了日までの移行期間に限り、「もしよろしければ、こちらの紙おしぼりをお使いください」と、紙おしぼり置き場を指差すのはアリかと思います。移行期間が終わったら何も言わなくていいし。

あと、客がみずからの意思で紙おしぼりを使い始めたのを見て、とっさにゴミ箱を足元に再配置するとかはアリでしょう。

 

客が望んでいるのは紙おしぼりじゃない、もしかしたら布のおしぼりでもない。

ってことです。

 

 

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