ヘタレヤメ
記事一覧へ公開日: 2016/09/01
パチスロ用語・旅打ち用語の基礎知識シリ~ズ。あいうえお順の29番目は「へ」から始まる言葉です。
へたれやめ【ヘタレヤメ】
――いま打っている台が高設定濃厚であるにもかかわらず、ヒキの下ブレをくらって飲み込まれてしまう事態を過度に恐れ、不安になり、途中でヤメること。
せっかく高設定を掴んだっぽいのに、そのまま打ち続けるとマイナス域に転落する可能性がゼロじゃないので不安になり、いまヤメれば確実にプラスで帰れると考えて撤収。
実際にヤメないまでも、ヤメたい気持ちになったことがある人は多いと思います。
ためしにグーグル先生に「ヘタレヤメ」と入力してみたら、約6730件の検索結果が出てきました。
多くのスロッターが、実戦記やブログ等で「ヘタレヤメ」という言葉を使っています。
ちなみにボクは、この「ヘタレヤメ」という言葉をライターになる前から使っていました。
今から17年前の1999年頃、4号機のB-MAXを打っているときになります。閉店まで打ち切ればもっと勝てるのに、1コマ目押しのプレッシャーに耐え切れず途中で勝ち逃げすることがよくあったのですが、その行為を「ヘタレヤメ」と命名したわけです。
2001年発行の漫画『パチスロひとり旅』第1巻にも登場しています。
p138
さらに、グーグル先生で期間を指定して検索をかけてみます。
2000年12月31日より前に限定すると、インターネット上に「ヘタレヤメ」という言葉は存在していません。
次に、2001年12月31日より前に限定してみると、ようやく1件だけ出てきました。
「日記00-07」は、かつて名波アマがネット上で公開していた恥ずかしい日記ですね
(´・ω・`)
その後、年を追うごとに徐々に件数が増えていきます。当たり前だけど。
というわけで、さすがにここまで物的証拠が揃ったら、「ヘタレヤメ」という言葉を一番最初に使ったのは名波アマだと分かっていただけると思います。
そうと分かったとたんに使うのヤメる人、いそうだな
(´・ω・`)
あと、Wikipediaの「パチスロ用語の一覧」という項目のページに、こんな記述があるんですけど…
「全ツッパの対義語はヘタレヤメ」
これは、うーん、どうなんでしょう。言葉の使い方は人それぞれで、自由だとは思うんですけど。
全ツッパは高設定を確信して追いかける場合のほかにも、低設定くさいのにヤケクソになって追いかける場合とか、天井が見えてきちゃったからとにかく当たるまでは追いかけるとか、いろんなパターンがあると思うので、その対義語がヘタレヤメだと単純に決めつけるのは少し違和感がありますね。
いや、自由なんだけど。
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