天使の○○パート2
記事一覧へ公開日: 2016/08/21
ワインやウィスキーを製造するとき、木の樽に入れて数年から十数年にわたって寝かせる「熟成」の工程が必要になるのですが。
北海道にあるニッカウヰスキーの工場を見学したときに撮影。木の樽がズラリと並んでいました。
ごくわずかながら、ワインやウィスキーの成分が水蒸気になって木の樽から外部に漏れ出していき、1年間で1~3%ほど重さが目減りします。
この、わずかに失われる水分やアルコール分のことを、欧米では「天使の分け前」とか「天使の取り分」(エンジェル・シェア)と呼んでいるそうです。
なるほど~。言われてみれば、そうとしか言いようがないように思えてきちゃいます。
この、「天使の○○」のような言い回しは、とても便利です。水滴のようなカタチをした宝石を「天使の涙(なみだ)」と言ったり、そよ風のように軽やかなもののことを「天使の吐息(といき)」と言ってみたり。
(この説明は2回目)
パチンコとかパチスロの世界でも、うまくネーミングすることができていない現象とかモノがあると思うんですよ。
前回に引き続き、ボクなりに考えてみました。
パチンコやパチスロを打っているとき、手がスベって玉やコインを床に落としたので拾おうと思ったけど、どこを探しても見当たらないとき。あるいは、回収困難なところまで転がっていってしまったとき。
もう、おわかりですね。
(´・ω・`)
これは
【天使の取り分】
だと思ってあきらめてください。
ニッカウヰスキーの工場では、20年モノのウィスキーになると、熟成開始時と比べて、なんと2分の1(!)の量にまで減ってしまうんだそうです。
木の樽から液体がこぼれ落ちてるわけでもないのに。
年代モノのウィスキーやワインが高価なのは、量が減ってしまうから、というのも理由の一つとのことです。
日本全国のホールで、1軒あたりは少ないかもしれませんが、すべての【天使の取り分】を合わせたら一体どれぐらいの量の玉やコインが失われてる計算になるんでしょうかね~。
ホール側の取り分になっていると捉えれば、トータルでは少しも失われていない
(´・ω・`)
このタイプの洗面器で、手前から出てくるスゴイ勢いの風で水を吹き飛ばそうとしたら…
左奥のノズルに少しだけ残ってた泡ソープがピュフッと舞い上がり、腕とか服に着地してイラッとするやつ。
これは
【天使のエクトプラズム】
で、どうでしょう。
次点で
天使のポルターガイスト
あるいは、奇跡的に顔に着地した場合は
それはヤメとけ
(´・ω・`)
同じく、水回りから。
ハンドドライヤーから噴き出してくる猛烈な風で、髪の毛がブワッと持ち上がる現象。
これは普通に
【T.M.レボリューションごっこ】
普通に
(´・ω・`)
千円で200枚借りれる5円スロで、低設定くさいし下皿のコインも無くなったから、もうヤメて帰ろうと覚悟を決めた最後の最後の1ゲームで弱チェリーが出現しちゃって、どうせ当たらないのは分かってるけど、ヤメるのもアレだし追加投資で200枚(そんなにたくさん要らないんだけどなあ、どうせ当たらないんだしと思いながら)借りて続行したら、やっぱり当たらないやつ。絶対に当たらないやつ。
これは
悪魔の○○
みたいな角度からいろいろと考えてみましたが、どれもこれもイマイチだったので保留。
なんかピッタリのやつ。ありませんかね?
さいごに
トイレから自分の席に戻ってみたら、台の脇に置いといたはずの、まだ飲み干してなかった缶ジュースが掃除の人に持っていかれてたとき。
これは
【伊佐山ひろ子さんが通り過ぎた】
で、どうでしょう。
「子供がまだ食ってる途中でしょうがっ!」と黒板五郎さんからキレられる人です。
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