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塾長

俺の本気~前編~

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公開日: 2015/08/26

 まどマギもバジ絆も面白い。そう、絶対的に面白いのですが、なにかこう、ちょっと物足りない。もっと熱くなりたい、熱く燃えてツイストの燃えろいい女を歌いたい。そう思ったので、この日は北斗転生を打ちました。

 

 既にご承知のように北斗転生の通常時は政治に興味がない方が観る国会中継よりも退屈です。たまに頬杖付きたくなったり、伸びしたくなったりするくらい退屈なことは私が言わなくても下の彼が証明してくれていますが、命の次に大事な金を使って打っている俺に対して正直こういう態度はどうかと思います。バット、マジぶっ飛ばす。

 北斗転生の醍醐味はAT中、とりわけ神拳勝舞中に凝縮されています。中段チェリーは無理だから、せめて特殊リプくらい揃えバカとレバーを引っぱたき、思惑通り特殊リプが揃えばひとまず小さくバンザイ。そしてその特殊リプで勝てばウルフルズのバンザイをカウンターマイクで熱唱、負ければアッターキタ、クソッタレ、死ねバカと罵詈雑言を浴びせまくる。つまり、神拳勝舞には人間の喜怒哀楽がすべて詰まっているわけです。

 神拳勝負を制すものは世界を制すといったわけで、攻略法もたくさん考えました。ケンシロウと炎を重なったタイミングでレバーを叩く炎攻略、仁王象の衣装のビラビラにケンシロウが差し掛かったタイミングでレバーを叩くビラビラ攻略、なにも考えず無の境地でレバーを叩く夢想転生、これほどまでに真剣に攻略法を考えたのは後にも先にも北斗転生だけですから、その頃の俺が如何に本気だったかお分かり頂けると思います。

  赤オーラで2連終了を食らって日高屋に逃げたこともあります。テレビなのに思い切りふて腐れて当ったにもかかわらず、カメラを見なかったこともあります。単発続きで台を取り外そうとしたり、森ビルの屋上からブン投げてやろうと思ったり、スマホでロケットランチャーの価格を調べたりしたこともあります。ただ、そうした怒りが「明日こそぶっ飛ばしてやる」に繋がったことは紛れもない事実。プライベートでほとんどスロを打たぬ俺が北斗転生を打つためだけにほぼ毎日、パチ屋に通っていたというのはかなり凄いことです。

 

 あのときの情熱を、喜怒哀楽を、俺の本気を、そしてなにより車一台分に相当する金を取り返すため、朝イチから久々に北斗転生と一戦交えることになったのですが、残りの神幅も少なくなってきたので、壮絶かつドラマティックレインな実戦結果は次回お伝えします。多分。はい、おしまい。

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