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パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/01/05
2019年以降のパチンコ現行基準における時短は3種類存在します。
まずは「a時短」。こちらは大当りや確変終了後に突入する時短=電サポが働く一定の変動期間。最もポピュラーな存在といえるでしょう。
長い歴史を持つ大当り後の時短。
『海物語』シリーズでは画面背景が緑になってお知らせ。
なお、電サポについては以下の特集をCHECK!
お次は「b時短」。2020年から取り入れられたパターンで、いわゆる遊タイム機能です。低確率状態で、機種ごとに設けられた規定の回転数を消化することにより、大当りを経ることなく時短が発動。こちらの電サポ回数も各機種によって様々となります。
『P大海物語4スペシャル』の遊タイムは低確率950回転消化で発動。
機種によって実質次回大当り濃厚やRUSH突入濃厚となるものも。
遊タイムについては以下の特集をCHECK!
最後は「c時短」。大当り抽選とは別に抽選される時短で、内部通常時(低確率中)に抽選をクリアした場合、特定図柄が停止することを契機に突入します。
2023年現在は、時短といっても電サポがつかないタイプも多数登場しています。電サポがつかないことで、いわゆるCZ(=チャンスゾーン)的な役割を果たし、当たればRUSH突入濃厚などの特典をもたらします。
c時短抽選突破で時短20 or 40回転が得られる
『PAドラム海物語IN JAPAN』。
c時短抽選確率は約1/163.8。
電サポのつかないc時短=CZタイプの元祖『P刀使ノ巫女』。
初当りで右打ちRUSHに突入しなかった場合はCZに突入。
ここでさらにc時短に当選すると電サポ250回転へ。
そして、この記事の主題「Cタイム」とは、内部的に低確率&時短なし状態の場合にのみ突入する、c時短を活用した新機能。現状ではスマパチにのみ搭載でき、電サポは付きません。
なお、スマパチについての基本は、以下の特集をCHECK!
以下ではCタイムの突入契機や搭載条件の解説によって、その特性を理解しましょう。
Cタイムで最も特筆すべきポイントは、発動した変動で抽選をクリアできれば、RUSHの引き戻しや直行に期待できる点。
この項では、そのCタイムの主な突入契機を挙げていきましょう。
連チャンを抜けて残念…と思いきや、Cタイムが発動することによって再び出玉獲得への期待が持てるのは嬉しい限り。
とはいえ、Cタイム発動=連チャン濃厚ではないことには要注意。この点については次項「Cタイムの搭載条件」で補足しましょう。
RAMとはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリー)の略語で、パチンコ台の大当り抽選を司るCPUの記憶部分のこと。
そしてRAMクリアとは、所定の操作=専用スイッチを押してパチンコ台を出荷時の初期状態に戻すことです。
Cタイム搭載機はこのRAMクリアを行うことでも、Cタイムが発動する仕様になっています。
機種にもよりますが、台のランプ群をチェックすることでRAMクリアを判別できることもあるでしょう。
ただ、RAMクリアを行うか行わないかは店の判断次第ですし、RAMクリア後にCタイムを消化し、通常状態に戻すといった対策も可能です。
Cタイム発動についての基本的な立ち回りの考え方は、最後の項「Cタイムのメリット」で述べましょう。
Cタイム発動=連チャンモード突入となるわけではなく、発動した変動で抽選クリア=演出成功とならないと失敗で、通常モードに移行します。
ここから、機種ごとに設けられた規定回転数を消化すれば、再度Cタイムが発動。このあたりは遊タイムに近い感覚といえるでしょう。
つまり、遊タイム搭載機と同じくハマリ台狙いが有効になります。
消化済みとなっている回転数の状況にもよりますが、ボーダーラインを下回るような回転率の台でもプラス収支が望めるようなケースもあり得ます。
ただし、遊タイム搭載機では発動した際に大当りor連チャンモード突入濃厚となるケースがありましたが、Cタイムではその限りではありません。その理由は次項「Cタイムの搭載条件」でお送りしましょう。
Cタイムを搭載・発動するには一定の条件を要します。大きく分けて以下の2通りです。
Cタイムは、電サポなし時短でもない、完全通常状態に移行した変動で発生します。そのため連チャンモード抜け後やRAMクリア直後など、先述の突入契機が適用されるのです。
このルールが、遊タイムと大きく異なる点。Cタイム発動=大当りor連チャンモード突入濃厚とはならない理由です。
現在絶賛稼働中である、Cタイムを搭載した3機種の成功率を比較してみましょう。
『e聖闘士星矢 超流星CliMAX349』のCタイム
=CliMAX CHANCEは成功率19.1%。
▲『eルパン三世 THE FIRST』のCタイム
=神速JUDGE MENTは成功率約20%。
▲『ぱちんこ 新・必殺仕置人S』のCタイム
=死神チャンスは成功率約20%。
いずれも20%を上限に、範囲内で収まっていることが分かります。
Cタイムを搭載することによるメリットはこちら。
冒頭で説明したパチンコの現行基準下においては、連チャンモード突入時の期待出玉に一定の規制が課せられています。
パチンコの種別により細かくは異なるのですが、大まかに言うと「初回大当りを含まず6400個以下」という条件があり、これはスマパチも同様。
しかし、Cタイムによる連チャンモード引き戻し分は上記の数値に考慮されないため、Cタイム搭載が可能なスマパチは、P機に比べて実質的な連チャン継続率が上昇しています。
その代わりとして大当り確率が約1/350に低下しているのはデメリットですが、爆発力が引き上げられているため、行って来いといったところでしょう。P機に比べてより波が荒くなったのがスマパチと言えます。
また、Cタイム搭載機では「連チャン抜け→Cタイム失敗→通常状態」、ここが最も価値の低いステータスとなります。ボーダーラインを上回っている台なら勝負続行。回っていない台なら連チャン抜け&Cタイム失敗後の即ヤメが、最善のヤメ時となります。
他にもRAMクリアやハマリを意識した立ち回りが有効など、Cタイム搭載機ならではのメリットは複数挙げられます。
ただし、前述の通りCタイムの成功率は最高でも20%。つまりは失敗する方が多いので、連チャンモードに突入すればラッキーぐらいの意識を持って挑むのが心理的にはオススメです。
上記の通り、Cタイムの突入契機は大きく分けて3パターン。
その内、開店直後からCタイム発動となり即座に連チャンモードに突入する可能性がある「RAMクリア」は、疎ましい存在として行わないホールが多いのが現状です。
ということは、逆に言うと「前日ハマリ→RAMクリアされない」台も多いということ。
台上のデータカウンターなどで消化済の回転数や電サポ状況を確認・参照することにより、前日ハマリ台を数多く打つことができれば、連チャンモード突入機会も自ずと増えることになるでしょう。DMMぱちタウンアプリの新機能「データ検索」でチェックすれば、より精度が増すかと思います。
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また、前日に電サポor右打ち中で閉店を迎えてしまった台も狙い目。なぜならRAMクリアが必然となるからです。ただし、こちらはRAMクリアによって発動したCタイムを消化する対策を店側が容易に行うことができるので、ホールの傾向を把握しておくことが重要となります。
また、前述した前日ハマリ台も「RAMクリア→Cタイム消化」という手順を踏むことにより無効化できるため、こちらも狙う際にもホールの挙動を見極めておく必要性があるでしょう。
ハッキリ言うと、ズボラorずさんな管理のホールが最適なのですが、なかなか世知辛いご時勢、希少な存在と言えるので、もし発見できればラッキーに繋がるかも!?
また機種によっては、ランプ群や7セグのパターンをチェックすることで、RAMクリアされたか否かを見分けることが可能。こちらも併せて参照しましょう。
Cタイム機能の概要と基本となる立ち回り方について解説しました。
新時代のパチンコであるスマパチにのみ許された新機能であり、大連チャンの可能性に一役買っています。
諦めかけていたところでCタイムに成功して連チャンモードに返り咲き…なんて体験をしちゃうと、スマパチの虜になってしまうかも。
とはいえ、スマパチにおいても勝つために最重要となるのは台の回転率。その上で、Cタイムの特性を理解し、状況によって積極的に着席することで、勝率をどんどんアップさせていきましょう!
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