パチスロディスクアップ
サミー
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2020/03/27
緊急事態である。
3月20日に日本へ戻ったはいいが、今週末に控えていた肝心の贈呈式は東京都知事の自粛要請を受けて中止。それならばセブに戻ろうと思うも、昨日、セブは4月28日までの完全封鎖、いわゆるロックダウンが決定し、事実上、4月中にセブへ戻る道というのは断たれてしまった。
高いと思うか安いと思うかは受け手によると思うが、僕がセブンスピリットから受け取っている報酬は、手取りで月額、50,721円だ。それにいくつかの原稿収入を足して、物価の安いフィリピンでならなんとか暮らしていけるわけだが、黄金の国ジパングで暮らすのは到底、むりムリ無理。というわけで短期バイトでもしようと、五島のおじさんの運転手でもさせてもらおうと連絡をしてみたら、ビッグニュースが飛び込んできた。
ディスクアップ打ちゃいいじゃん。ビタ押しさえできれば勝てるぞ。
ディスクアップが甘いというのは、さすがに僕も知っていたが、調べてみると技術介入を駆使した場合の設定1の機械割は103%。適当に台を選んだとしても、ビタ押しさえできれば、打てば打つほどお金が増える素敵システム。もう10年、ビタ押しなんてしてないけれど、腐ってもパチスロライターだ。成功率100%は無理にしても99%はいけるだろうというわけで、さっそく、打ちに、いや、お金を引き出しにいくことにした。
実戦当日。新宿の某店で打ち始めたわけだが、隣にいるおじさんは、ずっと不機嫌だ。そう、恥ずかしながら初打ちということもあって、わからないことを教えてもらおうとおじさんが隣で打ってくれているのだが、僕が指定した場所が禁煙フロアということで、アイコスが吸えないとご立腹なのだ。
50歳を超えたいい大人がたった数時間、アイコスのひとつも我慢できないのかよ……。もちろんそんなことは断じて、断じて思うはずもなく、これはアツい、このパターンはこうなればチャンスだと、そんなことを教わりながら打っていると、なんだか昔に戻ったような気持ちになってきた。
まだパチスロライターの仕事がパチスロを打って原稿を書くだけだったころは、毎日がこんな感じだった。データ取りの仕事で打ってはああでもない、こうでもないと機種仕様についての議論を交わし、仕事のない日はプライベートで打ちに行って、一喜一憂する。
そういえば、あのころから塾長おじさんは勝てなかったよなあ。ハマり始めるとあからさまに不機嫌になり、出始めると、途端に上機嫌になる。なんだか懐かしいなあ。お金なんてなかったけど楽しかったなあ。ずっとそんな生活が続くものだと思っていたなあ。みんな歳を取ったなあ。それにしてもディスクアップはボーナスが重たいなあ。あっという間に、もう3万円終わっちゃったものなあ。……ん? 3万円⁉
※上機嫌なときのおじさん
※はいってもはいっても、REG
気がついたらほとんどなにも起こらないまま、たまにREGだけが当たり、投資は34,000円。さっきも書いたが、僕の月の報酬は50,721円だ。それなのに、投資はすでに34,000円。このお金があれば、僕は現地のきったねえ屋台で約300回、ご飯を食べることができるのだ……。
※あっという間に3万やぞ、こら。清原でもそうやって激怒りすると思う
いやいやいや。少なくとも4月いっぱいは日本で暮らさなければならない身。フィリピンの感覚はひとまず捨てて、日本人に戻ろう。パチンコ屋に通う客のすべてを敵とみなし、ギラギラしていたあの頃の感覚を取り戻そう。76%しかなかったビタ押し成功率を上げ、ひとつでも上の設定を目指し、プロフェッショナルだったあのころのフォームを取り戻そうじゃないか。
クズがままに……ではなく、プロがままに。
生きるために、僕は勝たなければならないのだ。負けたお金と同額、34,000円もした焼肉を実戦後におじさんに奢ってもらいながら、そう決意した。
■本日の実戦データ
38 REG 2000円
409 REG 15000円
96 台移動
?? 同色BIG 8000円 ビタ成功7 失敗3
227 REG 1000円
39 REG
85 REG
300 REG 8000円
88 REG
42 同色BIG ビタ成功11 失敗3
37 同色BIG ハイパー
528 飲まれヤメ
同色BIG 3回
REG 7回
投資34000円
獲得0枚
収支-34000円
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