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パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

2023年のベスト不遇台

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公開日: 2023/12/01

 

2023年のパチンコ・パチスロ流行語は水瀬さんの「やってんな!」

 

 

 

 

運が悪いせいでその優れた才能に見合った地位や境遇を得られていないことを不遇といいます。そう聞いて真っ先に思い浮かんだのがなりなりこと成田ゆうこちゃん。貧乏とガッツが売りの成田さんがオモシロ人間であることは周知の気もするけれど、おそらく皆さんが思っているその倍は面白いです。

 

成田さんはパチスロ必勝ガイドのお便りコーナーで、『OK☆だいじょうぶ!!』というミニコラムを連載していて、その内容がパンチラインの連続だということはさほど知られていないはず。その一部を紹介させて頂くと、「困った時こそ公園へGO」「自信は大いなるクズ避け」「表社会では借りを作りたくない」といった具合。おそろしいことに毎度こんな調子なんですから、やっぱり今の成田さんは不遇だなぁと思ってしまいます。

 

 

 

 

パチンコも毎年、“不遇台”と呼ばれる台が登場します。豊丸や高尾といった信者が多いメーカーの台がそう言われがちな雰囲気はありますが、私はシンプルに面白さと稼働が見合っていない台を不遇台だとしています。

 

2023年で言えば、やっぱり『ぱちんこ 新・必殺仕置人S』でしょうか。稼働が芳しくなかった理由が割とハッキリしているので“不遇”とするには少し違和感を覚える人がいるかもしれませんが、とはいえやはり、台自体の出来や面白さはあの稼働で終わるような台ではなかったと思うので、不遇台と言ってしまってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

『仕置人S』の敗因はとにもかくにも回らなかったことだと思っていました。ステージがないこともあってか周りムラも大きかったですし、下ムラを喰らっている間は絶望的。導入当初は千円で12回くらいしか回ってくれない店がざらで、ライターの間でも「14回れば良い店、16あれば超優良店」と笑い合っていたくらい。

 

見せ方がカッコいいうえに意外な当たり方もあったりで演出はかなり良かったと思うし、その点の評判は私以外の人の意見を汲んでも決して悪くはなかっただけに、状況が台を殺した(そもそもの甘いスペック、豪快にイジらないと回らないゲージにも原因はあるだろうけど)不遇台である、と結論づけておりました。ここ2週間より前は。

 

 

 

 

ここ2週間で潮目が変わった理由は、『e Re:ゼロから始める異世界生活 season2』です。2週間ほど前から全国導入が始まりまして、私も少し打ちましたし、周囲の話も加味するとどうやら回転率の状況は『仕置人S』の時と変わらないか下手したらそれ以下の可能性まである雰囲気。

 

にもかかわらずの高稼働でして。確かにめちゃめちゃ面白かったですし、私はまだ良い思いはできていませんが、他の台の爆発の仕方なんかを見ていると、パチンコでのコンプリートが現実的にあり得るなと思えます。

 

 

 

 

だから人気の理由には納得なんだけど、『仕置人S』のクオリティとそこまでの差はあるかな……とも思えたり。でも、“そこまでの差”じゃないにしてもその差がデカいのでしょう。わずかな差がここまで結果に影響するのか……と思うとパチンコってめちゃめちゃ酷。

 

『仕置人S』だって導入から数週間は全然打てない状況だったからまだなんとも言えないかも知れないけれど、多分ですが『リゼロ2』の方は少なくとも年内は高稼働だろうなというのは肌で感じますね。

 

 

PS.『リゼロ2』は2戦2敗のマイナス100本で初当りは2回。そりゃ勝てねえって。

 

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