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パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

スマパチ慶次はやり手キャバ嬢

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公開日: 2023/07/10

 

Snow Man沼の入り口に立っている気がする。

 

 

 

 

何気ない一言がずっと記憶に残る経験。ありますよね? かつて番組収録で『CRぱちんこ仮面ライダーV3』を打っていた時に、「パチンコって人生みたいやな〜」と やまキンさんが言い出したことが、なぜだかずっと忘れられないのです。

 

やまキンさんにまつわるエピソードなら、若かりし頃のとんでも風俗体験談や村西とおるの逸話等、少なくとも10回は聞かされた定番ネタが山ほどありますが、それらのディテールはサッパリ覚えていないのに「パチンコは人生」だけは不思議と強烈に残っているんですよね。たしか『V3』はSTが84回転だったので、ちょうど人間の平均寿命と同じだ云々という話だったハズ。

 

 

 

 

それなら私は、パチンコはキャバ嬢だな〜と思うのです。ヤれそうでヤれないキャバクラのお姉ちゃん同様、どれだけ当たりそうな演出が頻発しようとも、結局大当り確率はどの台も同じ。なのに面白い台とつまらない台が生まれてしまうのは、ヤれない演出にどれだけ期待を持たせられるか。その力量の差に拠るところが大きいのではなかろうかと。

 

そう考えるとカスタムなんてものは本来とても無粋なもので、カスタムありきでおもしろい台が存在するのもまた事実だし実際私も割とカスタムしちゃう派ではあるのだけれど、ノーカスタムこそ至高! な台こそ本当に面白い台なのではないでしょうか。と、カスタム全盛期の今だからこそ改めて思うのです。『真・牙狼2』は本当に面白い台だったなぁと。

 

 

 

 

スペックの甘さゆえに状況が極悪だったことも一因かと思いますが、それにしてももっと人気が出ても良かったのでは? と声を大にして言いたくなる面白さだったと思うのです。

 

『真・牙狼2』が面白いのは本当になんでも当たるところ。信頼度約6%のアスモディCHANCEで何度当てたことかって話ですよ。弱い演出からでも当たるのでその成功体験を持ってすれば、何でも当たる気がしてくるもの。となると、ドキドキできるハズレが増えるわけで。ヤれない演出をいかに楽しませてくれるかが面白い台の条件だとすれば、まさに『真・牙狼2』は至高の台でした。

 

しかし最近のカスタムブームにより、この手のヤれない演出をいかにして期待させるか、そのための演出バランスの調整に心血を注いだんだろうなとわかる台が、あまり評価されないどころかその長所さえも伝わらないまま消えていくのは本当に悲しいことだなと。

 

だからこそ、先日導入された『e花の慶次 裂 一刀両断』もそんな憂き目に遭ってしまうのではないかと不安で仕方ありません。

 

 

 

 

『スマパチ慶次』も通常時の演出バランスはかなり調整しただろうなと思える一台でして。今時珍しく、なかなかな激アツハズレも起こる台ではありますが、その分、変動中の演出が激弱でも尻上がりで当たるパターンがかなりあります。

 

当たりに絡むスーパーリーチが多いので、どの展開でも当たるという実感はしやすいかと。キセル等の強い演出が絡んでいれば武将リーチ止まりが多く、予告が微妙な時こそ信頼度が高いストーリーへと発展しやすい印象です。あくまで実戦上ですが。

 

 

 

 

カスタムが豊富な台ではあるんですけど、ぜひ一度、騙されたと思ってノーカスタムで打ってみてほしい1台ですね。スペック的にはケツの毛まで毟り取られる荒くれ台ではありますが、それでもなお楽しかったと思えるような一流のキャバ嬢ですから。

 

 

PS.エンペラータイムが終わりません。そろそろ本当にクソ負けアベンジャーズから脱退した方が良さそうです。

 

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