負けるときは負けてます
記事一覧へ公開日: 2016/09/11
「名波の野郎が放浪打ちをしていた時代の日記」を読み返してみると、ハラが立つぐらい簡単に勝ってやがる。と前回のブログに書きました。
んが、しかし。当たり前ですけど、負けるときは、きっちり負けてるんですよ。
2002年9月14日(土)
敬老の日に絡んだ3連休、長野県へ遠征。松本市内~塩尻、諏訪湖、ウロウロ。データロボとか見ても、やっぱり設定低そう。大花火のデータロボスランプグラフ全10台中、9台が払い出しマイナスとか。5・5枚交換かと思ったけど、店員さんに聞いたら「7枚です」だって。
松本市S店
カジマヤ30…(-)1万1000円
釣りキチ三平…(-)7000円
松本市D店
サラリーマン金太郎…(-)1万円
CRほっかほか銭湯…(-)5000円(※1)
ネオプラネット…(-)5000円
塩尻市T店
大花火…(-)2万2000円
ライライゴクウ…(-)8000円
本日の収支…(-)6万8000円
(※1)なぜ打ったのか。今となっては、さっぱり思い出せません。
2002年9月15日(日)
松本か塩尻のホールに「中国人系のゴト師を逮捕、ご協力ありがとうございました」の貼り紙あった。左手を台に近づけた瞬間にBIGフラグが立ったのを確認して警察に通報したらしい。コイルぐるぐる巻きだったとか(※2)。長野市内でスロ。サラ金で粘ったけど、のまれ残念。
長野市G店
大花火…(-)1000円
サラリーマン金太郎…(-)7000円
CR黒ひげ危機一発…(-)1000円
本日の収支…(-)9000円
(※2)ホール側としては、あえて手口を公開することで、「同じことをしてもムダだぞ、すべてお見通しだからな」と言いたかったのかもしれません。
…ってな感じの内容の、放浪打ちをしていた時代の実戦日記を盛り込んで一冊の本にしたのが『パチスロひとり旅・放浪10年譜』です。
じゃじゃーん
漫画の単行本よりサイズが大きく、およそ400ページとボリュームもなかなかのもの。
そのせいで、価格のほうも漫画単行本よりお高くなっています。
この本が発売されたのは、今から9年前の2007年。
当時、ボクは編集部の人に言ったんです。
『漫画ナシで、ほとんど文字ばっかり。しかも、この価格ですからね、ぜんぜん売れないんじゃないですか?』と。
しかし担当者は
『いや、大丈夫ですよ名波さん、10年分の日記なんて、こんな珍しい企画、ほかにはありませんからね、ビックリするぐらい売れますよ』
で、いざフタを開けてみたら!
ビックリするぐらい売れなかったんです
(´・ω・`)
どよよ~ん
これまでに漫画の単行本や新書など、それなりの数の書籍を出してきたわけですけれども、この「放浪10年譜」はダントツの売り上げワースト1位。
ここに具体的な数字を書けないぐらいの、さみしい冊数しか売れませんでした。
ところがすっとこどっこい。
実際に読んでくれた方からの評判が、ものすごく良かったんです。
自分で言うのもおかしいですけどね。
(´・ω・`)
売れた冊数は横に置いといて、「評判いい率」だけで言ったら、ダントツのベスト1位です。
まあ、いくら評判が良かったとしても、売れなかったら意味がありません。
この本は、すぐに絶版の状態になりました。
しかし、あれから9年。ゾンビのように電子書籍版で復活することが決定いたしました!
っていうか、すでに9月9日から主要な電子書籍サイトにて配信が始まっています。
各ページ、枠外に補足説明アリ。
おまけとして、2005年の日本縦断企画を振り返るページや
「島パチ」について解説しているページもあります。
ライターになってから10年ではなく、放浪を始めてからの10年間(1997年・夏~2007年・夏の日記)を本にしているので、借金まみれの恥ずかしい内容も含まれています。
カッコイイ内容、ほとんどナシ
(´・ω・`)
電子書籍サイトで検索をかけ、タブレットやパソコン等、大きな画面で見ることができる端末にダウンロードしてお読みいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
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