考えが甘かった
記事一覧へ公開日: 2015/09/03
例年、春・夏・冬の3回発売されるJRの「青春18きっぷ」。みなさんご存知のように、有効期間内であればJRの普通列車が乗り放題になる特別な切符です。
この切符は割安な料金で遠くの駅まで行けてしまうというのももちろんナイスポイントなのですが、それよりも
行き先を決めずに電車に乗ることができる
これですよこれ。これこそが青春18きっぷの醍醐味なんじゃないかと思うんですよねー。
アドリブで、途中で目的地を変更しても問題ないわけです。
「○○駅行き」とか「○○円区間」の切符じゃなく、しばりのない乗り降り自由な切符です。
なんだったら、となりの駅まで1区間だけ乗って、その日の分の使用を終了しちゃってもいいわけですし。
ワイルド?
去年の夏も青春18きっぷを利用して旅打ちをしました(福井県鯖江市や長野県岡谷市、山梨県甲府市など)。
今年はどうしよっかな~と迷っていたんですが、ここにきて涼しくなってきたこともあり、1日か2日間だけ青春18きっぷでどこかに行こうと決断しました。
決めたのは9月1日の夕方です。
夏の青春18きっぷは販売が「8月31日まで」ですから、すでにJRの窓口では買うことができません。
どうしても手に入れたい場合は金券ショップに行くことになります。
JRの窓口で正規に販売している青春18きっぷを買った人の全員が必ずしもキッチリ5日間分を使い切るとは限りませんからね。
ハンパな有効日数が残っている青春18きっぷを金券ショップに持ち込んで換金する人がいるハズです。
使用期限(9月10日)が目前に迫ってるから「在庫処分みたいな感じで思いのほか安く手に入るかもしれない」と期待しながら9月1日の夕方、JR名古屋駅近くの金券ショップを目指しました…
名波アマ「ハンパな日数の青春18きっぷの在庫ってありますか?」
金券ショップの人「ございますよ、何回分がご希望ですか?」
名波アマ「(良かった、あった~)…あ、じゃあ、2回分で」
金券ショップの人「6200円になります」
名波アマ「はい、6200円」
金券ショップ「ありがとうございました」
「安く買えたぜ~♪」とクルマに戻ってバタンとドアを閉め、エンジンスタート!
…あれっ?
2回分で6200円ってことは、1回分が3100円だから、え~と
JRの正規販売価格が5回分で1万1850円で、それを5で割ると…
2370円!
正規の1回分の価格より730円も高いじゃんよ
(´・ω・`)
これっぽっちも在庫処分ではありませんでした。むしろボクのように、5日分も必要なくて1日分か2日分だけの短期間の青春18きっぷが欲しいという需要が結構あるせいか、金券ショップでは強気の価格設定になっているようです。
考えが甘かったと言わざるを得ませんが、まあ、納得です。これが需要と供給ってやつです。
沖ドキ!の中古機が50万円前後というまあまあの高値で取引きされているのも、それだけ需要があるってことですからね。
さて、どこに行きましょう。
JR岐阜駅からだと東は浜松駅、西は京都駅ぐらいまでの区間を往復すれば、それなりにモトが取れる計算になりますが…
となりの西岐阜駅で降りて、すぐにウチに帰るワイルドな案もないわけじゃないけど
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