公開日: 2015/08/20
旅打ち用語・パチスロ用語の基礎知識シリーズ。あいうえお順の１６回目は「た」から始まる言葉です。
たねがしま【種子島】
鹿児島県にある人口３．３万人、面積４４５km²（＝神奈川県横浜市とほぼ同じ面積）の島。２０１５年８月現在、パチンコ店は９軒。
人口３万人ちょいの島にパチンコ店が９軒もあります。全国平均と比べたら、ちょっと多いですね。
交通アクセスは鹿児島港から高速船で１時間３５分・１日６便（大人１名・片道７４００円）、フェリーで３時間４０分・１日２便（大人１名・片道３５００円）。
※高速船に乗れるのは人間のみで、クルマは積み込めません。マイカーで種子島に行きたい場合はフェリーを利用します（長さ４～４．９９ｍのクルマ＋ドライバー１名で片道１万８５００円）。
そんな種子島に過去、１回だけ行ったことがあります。
２００３年の春でした…
２００３年３月２７日（木曜）の早朝・鹿児島市
朝８時３０分に出航する種子島行きフェリーに乗る予定だったので、がんばって早起きしました。
身支度を整え、鹿児島県庁近くにある６階建ての近代的な建物のビジネスホテルから朝７時頃に出発しようと思ったら
なんとビックリ
「ドアが開かなくて、部屋から外に出れない」という前代未聞のアクシデント発生。
外から部屋の中に入ろうとしてドアが開かないっていうのであれば、よくある話ですよね。鍵がうまく回らなかったりして。
ところが今回は、部屋の内側から鍵が開かなかったのです。指で回すサムターンのつまみが頑固に動かなかったのです。
古い旅館の木製のドアではありません。鉄筋コンクリートの建物の、まあまあ重厚なドアです。
かなり頑張ってみたけど開く気配がまったくなかったので、しかたなくフロントに電話しました。
「すみません、ドアが開かなくて外に出れないんですけど」
しかし、んなこたぁーないやろ、ドアが内側から開かないわけないやろ的な声のトーンで
「はぁい、すぐにそちらへ参りまーす」
と返ってきました。
（１分後）
フロント氏、余裕の雰囲気でドアの向こう側に登場。
（カギをスッと差し込んで）
ガチャガチャ…
ガチャガチャ…
フロント氏「あれ？」
ガチャガチャ…
ガチャガチャ…
フロント氏「あれ？」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ……
フロント氏「す、すいませ～ん、内側から開けられませんかぁ？（汗）」
名波アマ「開かないから電話したんですよ」
（いちおう内側からもやってみたけど、うんともスンとも言わず）
フロント氏「違うカギを持って参りますので少々お待ちいただけますか」
スタスタスタ…
…スタスタスタ
（再びドアの向こう側に立つフロント氏）
ガチャガチャ…
「あっれ～」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
フロント氏「おかしいですね、鍵が回りませんね～（滝汗）」
名波アマ「困りましたねぇ」
フロント氏「お客様、お急ぎでしょうか？」
名波アマ「ええ、これから種子島行きのフェリーに乗るんですよ」
フロント氏「あゎゎ、す、すみません、すみません、マスターキーを持ってきてみますので…」
スタスタスタタター…
…スタースタスタッ
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
ガチャン！
フロント氏と名波アマ…感動のご対面！
ひたすら平謝りのフロント氏
名波アマ「いやいやいや、ドアがあけばいいんですよ、あけば」
どんな会話やねん
このあと、無事にフェリーに乗り、種子島に行くことができました。
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